Nadja の日記
2012-03-11 17:41:49  黙祷

世の中には私の理解出来ないことが多くあるけど、そんなもののひとつに“黙祷”というものがある。

黙祷 - Wikipedia

つまり、いっぱい人が亡くなるような災厄の発生日時に、みんなで黙って祈ろうZE!っていう風習なんですよね。で、私がわからないのは、なんでその日、その時間、みんなで黙らないといかんのか?ってこと。

死者の冥福を祈ったり、今後同様のことが繰り返されないこと、これから自分のできることをやっていきますよと心に誓うみたいなことは、別にその日、その時間でなくても、ましてそこで黙らなくても、常に心に留めておけば良いことでしょう。それだと、そういう特別な感情が日常に圧倒されて押し流されてしまうから、その大事件が起こった日時をシンボルにしてるってことなのかな。

心から黙祷したければすればよろしい。それは自由です。やめろなんていわない。私がいここでいいたいのは、みんながやってるから、自分もやらなきゃいけない、そしてお前もやれ、ここで黙祷しないなんて不謹慎だ…といった風潮に違和感を感じるってことなんです。

あと、個人的に思うのは、黙祷したからもうオッケー!的な考えになりやすいあたり非常に建設的じゃないよなぁ、ということ。気持ちを新たにして被災地支援に乗り出すとか、節電とか無駄遣いを減らそうとかいう行動につながるなら、そんな黙祷は非常に有意義だと思うけど、逆に何もしなくなるのはダメダメじゃないかと。


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