Nadja の日記
2014-11-24 11:41:31  私的ゲーム実況者雑感

最近、というか、ここ5、6年ほど?の間で、ニコニコ動画やYouTubeなどで”ゲーム実況”というコンテンツが伸してきて一大ブーム化してい る。ニコ動のランキング上位の半分くらいはゲーム実況動画ということも最近は珍しくなくなっていて、何がそんなに面白いのかと思うのだが…実際私も見 ちゃってるので、しかもそこそこ楽しんでたりするので、何かそこに面白いと思えるものがあるのだろうなと思う。

ただ、私もどんな実況動画でも見てるかといえばそうではなく、ある程度の偏りがある。その条件というのは、実況してるのが私がプレイしたことのあるゲームを1回でも実況プレイしてれば、とりあえず見るので、その内容次第で同じ実況者の他動画も、プレイしたことがない作品でも見ていく…というような流れができている。あと、私は死んでも手を出さないだろうというようなクソゲー、高難度ゲー(いわゆる死にゲー)の実況なんかもときどき見る。というか、私が実況動画を見始めた きっかけはそこだった。

ということで、私が見てる実況者を名指しで以下に晒してみる。(どっかでまとめてみたかった)

hacchiさん
元凶。私がゲーム実況などというものを見始めたきっかけ。Immortalという死にゲーが初見。これは当時のニコ動ランキングで突然1位になっていて、何事かと思って観たら、そのまま最後まで見てしまったという。この人はとにかくリアクションが面白い。一部芝居がかってるところもあるが、それも含めて面白い。この手のクソゲーばかり手を出してるあたりも面白さ。突っ込みがいちいちその通りなので、非常に共感しながら見ることができる。ただ、この人の動画編集はお世辞にもイケてるとはいえない。音声レベルも無調整で低いまま投稿されている。しかし、それでも見たいと思える内容。ここ数年投稿がなく、もう終わったのかと思いきや、最近ポッと新作(というか2年前の続編)を投稿してたりするので、生きてはいるようだ。

P(ピー)さん
高速マリオ3が初見。日本語にならない言葉を連発して謎名言を次々と製造する。あと、小学生レベルの下ネタを好んで使う。これがベタベタ過ぎでむしろ清々し い。ミスする際の断末魔が多彩。基本絶叫プレイなためか、どうやら主にカラオケ屋で収録しているらしく、ときどき周囲を気にする仕草なども地味に面白い (本人は狙ってないのだろうけど)。マリオを高速再生するなどの高難度ゲームをプレイしているためか、わざとらしさのない自然な絶叫が楽しめる。変則的な プレイ方法が多いので目立たないが、普通にプレイさせたらゲームの腕自体はそこそこ上だと思われる。最近は目隠しマリオを楽しみにしてるのだけど、なかなか続きが投稿されない。

おしりさん
Wii 版バイオ4が初見。私が継続的に見てる唯一の女性実況者。この人も基本絶叫プレイ。関西弁で饒舌。ゲーム外の雑談もときどきはさみつつ、よく話が続くなと 感心するくらい喋りが途切れない。ゲームは上手とはいえないが、絶叫しながらゴリ押しでどんどん進めていく男らしさが見ていて楽しい。あと、リアル薬剤師 ということを本人が晒していて、そのネタを実況中にもはさんでくる。今はゼルダのスカウォを攻略中なのだけど、どうも他ゲー(FF14)にご執心のようで、ゼルダの実況が疎かになっている。

ふぅさん
FF13 が初見。自らがプレイするゲームはとことんやりこむタイプのようで、PS3作品ならトロコンは当然という根っからゲーマー。他、デモンズソウル、ダクソ、 ダクソIIもシリーズ通してやり込んでいる模様。セリフ回しは厨二病全開。ネタなのか本気なのかわからない自称玄人で、確かにRTAなどを見ると神プレイだが、初見プレイを見ると 普通に死にまくっているので、あれは相当の時間をかけて度重なる努力の上に築き上げられる腕前のようだ。ゲームのストーリー考証にも入り込むタイプのようで、よく製作者もそこまで考えてないだろ的な深読みをする。実況は視聴者を煽っていくスタイルだ が、内心みんなオレ最強と思ってるあたりの人ならいうだろうセリフなので、ネタ化してむしろそれが面白い。あと、この人の動画編集はとても綺麗で、そこは 実況内容からは想像できない几帳面さも伺える。

テラゾーさん
MGSPW が初見。現在この人をフォローしている人の多くはMGSが初見ではないか、というくらい印象的な作品。声優のモノマネが好きなようで、MGSも塩沢グレイ・フォックスのモノマネでプレイされていた。MGSはモノマネ実況、ゼルダ神トラはオワタ式、シレンはアイテム縛り、普通にプレイするゲームは基本仕様 が死にゲーなどという、何らかのネタがある状態のプレイが多かったイメージ。この人の実況自体は至って普通というか、煽るでもなし、絶叫するでもなし、普通に思うことを独り言でいいながらプレイしてる感じ。それがむしろ安定感があって評価されているのかも。ゲームのプレイ自体も程々に上手いし、編集も見やすく凝ったOPやEDをつけるなど、視聴者を意識した動画作りに好感が持てる。最近はノベル朗読とか、マリカー、PCゲーの普通プレイの実況 など、他の流行り実況者と同じような流れになりつつあって、個人的にはちょっと寂しい。

ただてるさん
信長天翔記が初見。最近発掘した実況者さん。他にダクソやレトロゲーなどもやっているようで、今後も期待。天翔記では黒田官兵衛の一気がけで、そのプレイ方法ではそうならざるを得ないのだけど、事も無げなセリフと共にバッサバサと他武将の首を切っていくプレイが笑劇的で最後まで見てしまった。ダクソ3倍速あ たりを見ると、この人もかなりゲーム自体はやりこんでいて、普通にプレイさせたら上手いんだろうなと思わせる。喋りも、いわゆる”いい声”で聞き取りやすく、編集も綺麗で見ていてストレスがない。この人のは他動画も一通り見たい。

基本的に私は、他の人気(?)実況者同士で慣れ合っていたり、超会議とか公式とかの常連になってるような人には興味なくて、ちゃんと視聴者を楽しませる目的でゲームプレイを見せてくれているような実況者をフォローしている。いわゆる人気実況者とされる人たちは、単に有名になりたいとか、どうも素人が芸能人気取りしたいというような空気があって嫌い。上記の人もこの後どうなるかわからないけど(テラゾーあたり、ちょっと怪しい空気になりつつあるけど)今のところフォロー対象。


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