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2012-02-09 00:35:26 個人の信念 | |
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個人がその信念に従って何をするのも全く勝手であり自由だ。 ただ、そのことに自信がもてなくなくなってきたからといって、他人までその境遇に引き込もうとしたり、自分と同じ方向へ感化しようとしないでほしい。
最近、原発事故を不安に感じて首都圏から地方に引っ越したり、そのへんの対策に大枚をはたいたりした人が、自分はこんなにやっている、放射能に無頓着な人はバカである的な見解を述べる人がいたりする。
それは、おそらくその発言を向けている先の人を心配していっているのではない。自分がそうまでしたのに、他の人が平然としていることが、或いはこれまでと変わらない日常であることが不満なのだ。
そしてそのことは、もしかすると自分もそこまでする必要はなかったのではないか、実は無駄な努力をしているのではないか、という不安から、いやそうではなく、自分のやったことは正しかったはずだと、ある種の正当化をしようとしているように感じる。
その根拠を求めて、他にも多くの人が自分と同様であるべきだと主張する。その同意を求める。それが一般論であり正しいといいたいのだと思う。
地方に引っ越したのなら、もともとそこまでの覚悟があったはずだろう。信念があっただろう。それを最後まで貫けば良い。自分や身内を守るための放射能対策をすることに関する限り、それはそれで間違いではないのであり、他の人はどうであれそんなことはどうでも良いはずだ。
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