Nadja の日記
2012-02-12 18:00:09  最近のサンデー書評(2)

 ではつづき。

神のみぞ知るセカイ

ゲームオタクがリアルを攻略するという面白い切り込み。
登場する少女キャラたちも桂馬にとってはただの攻略対象ということで
下手にラブコメに発展しない安心感はありつつ、
少女たちが桂馬を見る目は必ずしもそうではないという
よくあるオタ理想を再現している内容になってる感。
今までは単なるキャラゲーに近いなーと思ってたけど、
最近ようやくファンタジーとして面白くなってきたかもしれない…

はじめてのあく

最初は面白かった。しかし最近ドラえもん崩れになりつつ…
というか、目指してる先がよくわからない。
エロも導入して読者を引っ張る傾向はこの作品もあり、
マーケティング的に仕方ないのかなーと思いつつも残念な印象。
あくのはもっと無知ではじけたままで良いと思う。

史上最強の弟子ケンイチ

よ、読んでません。すみません。タイトルに魅力を感じなかった(そこっ!)
でも、絵面は好きです。この作品は単純に絵画鑑賞してます。
ちょほいと胸を強調し過ぎだけど、そこもまた良い。

ムシブギョー

ごめんなさい。読んでません。
ただ、これも絵の勢いは好きです。

おすもじっ!

これも読んでおらず。
女性が男性を装う、という状況で料理ものってのは新しいんだけど、
その新しさだけ?という感じもしなくもない。
それぞれの要素を分離してみると、実はよくある展開だったりする。

國崎出雲の事情

最初は読んでたんですが、登場キャラが増えてくるにつれ
だんだん読まなくなってきた作品。
男である主人公がどうみても女性にしかみえず、
それが歌舞伎の女形なもんだから、ホモ続出という展開。
これ、出雲が確実に男であることが明かされてるんだけど、
どっちかわからないように曖昧にしておく(実は女性の可能性もある)
としておく手もあったかもね。

BE BLUES!

最初はまたよくある熱血漫画はじまったなと思ったけど、
途中で主人公が事故で凹んでから俄然展開が面白くなった。
そういう完璧じゃない状況を克服して立ち直っていくという話は
わりとどう転んでも面白い展開にできると思う。
また順調な感じになってきてるけど、負の過去のフェーズが
ここからどう絡んでくるかでも大きく流れが違ってきそう。
もうちょっと伸び代があるかな。

アラタカンガタリ

正直、誰が誰だかわからなくなってきました。
最初の方に登場してたキャラはさすがにわかるけど、
最近登場のやつは名前とキャラが一致しない。
あと、用語が独特すぎてついていけない部分も。
ショウ?ゾクショウ?シンショウ?ハヤカミ?
ファルシのルシをパルスにパージみたいな響きが…
ファンタジーとしては王道を行ってる気がします。
ザコ→中ボス→大ボスの繰り返しで、大ボスは仲間になることも。
そういえば、現実世界?の方はどうなった?

最後は?ストレート!!

不思議な面白さがある。
何となくダメな主人公が実はスゴイ系の話だと思うんだけど、
彼がすごい秘密がそんなにすごいことではないのに、
実はそれを軽くやってのけるのはやっぱりすごい!
みたいな裏をかく、そしてそれがわかりやすいのが良い。
結局、睦月は何の白服なのかも気になる。

 

とりあえず、こんなところで。
他にも新しいのが何作かありますが、まだ評価できずです。


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