Nadja の日記
2012-06-11 23:15:12  尖閣諸島の話

先日、石原都知事が尖閣を都で購入すると発言して物議を醸しましたが、フタを開けてみればその寄付金が6/12時点で11億円近くに登っているといいます。

石原知事 尖閣諸島対応で政府批判
(NHK)

この中で知事は「これから強盗に入るぞといわれて戸締りしない国がどこにありますか」というようなことをいっていたけど、この表現は凄くいい得てると思いましたね。その通り。中国はもう堂々と尖閣が自国領土だと宣言しちゃってるんですよ。自分の家の庭なのに、隣の家のオヤジが「そこは俺んちだ」っていってるようなもので、それに対して怒らないどころか、そんなお隣さんと何とかうまいことやっていけませんかなどといっている家主ってどんだけ寛大なんだって話です。

まぁ国同士の話になると、諍いが戦争に繋がることもあるので下手なこと言えないのはわかりますけど、それでも譲りっぱなしじゃどんどん図に乗られるだけで、中国がああいう態度に出てるのは日本だけでなく周辺諸国(ロシアと北朝鮮以外)に対してみんな同じなんだから、常に強気で出てないと弱いところから切り崩されていくわけですよ。

ただ、日本の場合、米帝がバックにいるので中国も下手に打って出られない。そこだけが救いになってる感じ。同じ米国寄りの国でも日本ほど交友のないフィリピンとか、最近中国に散々にやられてますよね。フィリピンだけでなく、ベトナムとかインドネシアとか、あのへんの国は概ね中国と領海問題を抱えてる。

仮に尖閣を中国に実効支配されてしまうと、今度は沖縄が中国領土になりますよ。沖縄が日本領土であるという根拠はない。歴史的にみて中国領土である根拠の方が強いなんてわけのわからないこと言い出しますよ。あの国のことだから。放っておくといつの間にやら中国のものってことになるんです。という意味でも、凹んだらどんどん凹んでしまうしかないので、都知事の横暴くらいのやり方はあって良いと思う。


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